昨年の今日、安倍元首相銃撃という、日本中を震撼させる事件が起こりました。 他に類を見ない、こうした非情なテロ事件を受け、社会の批判が向かった先は、これを引き起こした「犯人」ではなく、彼をそこまでの窮地に追いやった「宗教団体」でした。 槍玉に挙げられた団体、旧・統一教会は、今に至るまで、この一連の騒動が「反対派と左翼メディアの扇動によるもの」という主張を変えておらず、信徒にもそう説明しているといいます。 しかし、人々の多くが、「テロ行為」に訴えた青年の蛮行を糾弾しつつも、それ以上に「教団」の問題に矛先を向け ...